「自分が認知症かもしれない」と感じたとき、その人が取る行動は、「病院や家族に相談する」よりも先に「自分で調べる」傾向にあるといわれています。
町田市では、地元の図書館や書店などで、認知症に関する本の特設コーナーを作ることで、不安を感じた人々が、「ここにいけば自分で調べることができる」、という場づくりを行っています。
このような活動は、町田市をはじめ全国的に広がりつつあります。
町田市の書店を歩いてみると、「認知症 本人エッセイ」のコーナーを設けている書店に出あいます。
「認知症 本人エッセイ」とは、何でしょうか?
認知症の診断を受けた人が、想いや生活の工夫、多くの人に知ってほしいことをご自身の言葉で記したエッセイのことです。認知症に関する専門書や技術書ではありません。認知症の診断を受けたからこそ、語れること。その語りから、私たちは多くのことを知ることができます。
町田市内にある「くまざわ書店町田根岸店」「TSUTAYA町田木曽店」「久美堂本店」で、「認知症 本人エッセイ」コーナーがつくられています。
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