Dワークショップは年に数回開催される話し合いの場です。地元の住民や有志団体、企業や行政が参加し、これまでの活動の振り返りを行ったり、今後町田市をさらに認知症フレンドリーにしていくための話し合いが行われています。
町田市では、2017年11月にはDサミットが開催されるなど、アイステートメントの実現を目指して、当事者、家族、専門職、行政、企業などの枠をこえて、様々な活動が行われてきました。当ワークショップでは、関係者へのアンケート調査の結果を報告し、これまでの活動の振り返り、今後について考えました。
ワークショップでは、まちだDマップで公開中の活動紹介動画を全員で鑑賞し、その後、プロジェクトメンバーによる活動報告が行われました。
参加者からは、
「介護する、される」の家族の関係が変わった
例えば、「お疲れ様」と言ってコーヒー淹れるなど、気持ちの面で「する」「される」が緩んできた感じがする
など、家族内の関係性が変わってきたということが浮き彫りになったことが語られました。
「認知症 本人エッセイ」の書棚を設けた市内の2つの書店の店長を招き、「認知症の本人が書いた本」をきっかけに広がるまちづくりについて話し合いました。
地域のあんしん相談センターで開かれている
認知症の本人が書いた本の読書会の報告も行われました。