「本人ミーティング」は、認知症の人や認知症なのではないかと不安を持つ人が集い、個人のもつ意見や不安、不満など何でも気兼ねなくお互いの考えを共有することができる場です。
認知症に関する取り組みの中には、「本人のため」と思って企画されたり取り組まれたりしていても、実はその人にとっては必要のないことであることがしばしばあります。
認知症の人が自由に意見を言える場をつくり、その人たちが本当に必要とすることを知るために、町田市では民間団体が主体となり、「本人ミーティング」が開かれて、活発な議論が行われています。町田市では、そのような認知症の人の声から、市の取り組みが生まれています。
この動画で紹介されている男性は、認知症と診断された本人です。
「自分が認知症の先輩として、最近認知症と診断された人の力になりたい」と町田市の様々な活動に参加しています。